2008-07-17 『Cross Sections』 visual culture book 京都国立近代美術館編の論集、『Cross Sections』が創刊された。論文3本、報告1本のほか、ボクも司会者として関わったコロキウム「『ドイツ写真の現在』を考える」の報告が掲載されている。 目次は以下の通り。 『Cross Sections』vol. 1、京都国立近代美術館、2008年7月 論文 岩城見一「芸術的精神の現象学――(11)」 ――2 池田祐子「ドイツ表現主義の彫刻家エルンスト・バルラハの陶磁器作品について ――18 中尾優衣「蒔絵技法から伏彩色螺鈿技法への移行――一九世紀前半における『長崎青貝細工』の制作について ――28 報告 クレスティーナ・スカール「演じられるアイデンティティ/演じられる性差――やなぎみわの《エレベーターガール》《My Grandmothers》シリーズへの一解釈」(修士論文要旨) ――50 コロキウム:「ドイツ写真の現在」を考える 佐藤守弘「コロキウム構成」 ――55 前川修「コロキウム総括」 ――56 小林美香「『ドイツ写真の現在』展を読む――写真作品のかたち」 ――58 中村史子「ドイツ写真の子どもたち――ルクスの現在形」 ――64 鈴木恒平「シュトゥルートの場所――『ベッヒャー派』という物語」 ――72