2005-05-01から1ヶ月間の記事一覧

空間/場所/風景論

作業中の論文のためのビブリオグラフィ。山ほどある文献の中から、芸術学、社会学、人文地理学に亘る空間/場所論と「心象地理」概念と風景/景観表象論をつなぐために重要なものを、とりあえず再読。 空間/場所について ミシェル・ド・セルトー『日常的実…

トラウマ

朝刊1面といえば、「天声人語」が鉄道事故とトラウマの話についてであって(→http://www.asahi.com/paper/column20050507.html)、なかに視覚文化論の基本書の一、シヴェルブシュ『鉄道旅行の歴史―19世紀における空間と時間の工業化』が引かれていた。もう…

講座・日本美術史

東京大学出版会から「講座・日本美術史」というシリーズが出るらしい(→http://www.utp.or.jp/shelf/series/bijyutsu.html)。従来のような通史ではなく、テーマ別というか問題設定別で新鮮な感じがする。とりあえず2巻(『講座日本美術史 (1) 物から言葉へ…

ゴミ箱

ネコは箱とか狭い場所が好きなもんだが、何もゴミ箱に入らんでも。まあ、「ゴミ」という認識はないのだろう。

ゼミ

芸術学セミナー。3人が発表。CG、油絵、刺繍+ドローイングと三人とも全く違うメディアながら、一応「具象」ということでまとめた。メディアの特性の問題などについて語り合う(というかほとんど一方的だったかも)。受講生たちには、自分が何をしているの…

碍子

古めの町家の軒下にある絶縁用の碍子(ガイシ)。最近はあまりこういう形のものは見なくなった。 京都は、京焼/清水焼の基盤を活かして、戦前から碍子の生産量は多かったらしい。京都市が作った戦前の中国語の京都ガイドというのがあって、古本屋で安く手に…

音ログ

「音ログ」というのをはじめてみた。まだいまいち使い方は分かっていない。←のサイドバーを参照。

メモリたち

32MBの時計付きメモリ、256MBのメモリと、さらに新導入の2GB。2GBあれば授業用のイメージやプレゼン・スライドを全部入れておける。でも4GBのフラッシュ・メモリーまで出たらしい。

1979拾遺

おっと、いけない。ジョイ・ディヴィジョンも79年組だった。 あと、ザ・ポップ・グループの2ndのジャケ写真の情報を頂いた。感謝。アンドレ・ケルテスだった。結構意外なところ。ここ→http://www.designautopsy.com/blowup/portfolios/i-m/Kertesz/index.asp…

時計付きメモリ

また、ガジェット系のものを買ってしまった。見た目は、腕時計だが何やらケーブルが伸びている。フラッシュ・メモリが内蔵されているのである。32MBで大したことないが、作業中の文書くらいは持って歩けるかと思って買ってしまった。何か、○○機能付きの腕時…

1979年

1979年にイギリスで出たポストパンクのアルバムを並べてみた。偏っているけれど、そうそうたる布陣である(まだまだ見落としもあるだろう)。この年で何かが変わったような気がする。中学校1年生だったので、同時代的に聴いていた訳ではないけれど、2〜3…

おたまじゃくし

無心で餌を喰らうネコ。おたまじゃくしか。

美術史家列伝

サイトhttp://rsketch-web.hp.infoseek.co.jp/index.htmlで、http://rsketch-web.hp.infoseek.co.jp/project/project10/index.htmlという年表形式での列伝がアップされていた。年表を見ていると、ロジャー・フライとヴァールブルクが同い年だとか、ローゼン…

How Much Longer...

買ったアルバムは、ザ・ポップ・グループの2ndアルバムHow Much Longer Do We Tolerate Mass Murderと3rdのWe are Timeのカップリング盤である。id:morohiro_s:20050118#p3でも書いたとおり、1980年発表のHow Much Longer...を聴いたことで、今の僕の音楽の…

再発万歳

行きつけのCD屋、C's Choiceに寄ると、僕の趣味を把握してくれている店長さんが「こんなん再発されましたけど、どうですか」といって見せてくれた。CDでの再発盤がむちゃくちゃレアでえらい高値が付いていただけに、狂喜して即買い。アナログでは持っている…

神話のあとのジャズ

上で「タイムリー」と書いたのは、今日の夜、京都芸術センターで「『神話の後のジャズ』へ:スタイルを破壊するスタイル」(→http://www.kac.or.jp/diatxt/)というフォーラムに行く前だったから。連載させて貰っている雑誌『diatxt.』の企画で、パネリスト…

ニュー・ジャズ

ポスト・ジャズと呼ぶのか、音響派ジャズと言うのか分からないが、最近、大友良英を中心としたオルタナティヴなジャズの動きが気になっている。 タイムリーにも、今日アマゾンから届いたCD2枚と本1冊 大友良英ニュー・ジャズ・クインテット『New Jazz Quin…

キンジロー!

旧明倫小学校である京都芸術センターに残されている二宮金次郎石像。よく見ると、彼の視線は、書物には向かっていない。足下を意外と気にしていたのか。