ダンカンの美術館論
以下の本が届く。
- 作者: Carol Duncan
- 出版社/メーカー: Routledge
- 発売日: 1995/05/18
- メディア: ペーパーバック
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- 序
- 1,儀礼としての美術館
- 2,王侯のギャラリーからパブリックな美術館へ――ルーヴル美術館とロンドンのナショナル・ギャラリー
- 3,公的空間、私的興味――ニューヨークとシカゴの市立美術館
- 4,永遠なるもの――寄贈者の記念
- 5,近代美術館――男の世界
- 結
「私が関心があるのは、美術館が、活き活きとした、直接的な経験によって、価値や信条――社会的、性的、政治的アイデンティティに関するそれ――を捧げる仕方」とダンカンが述べるように、美術館を社会的な儀礼(あるいは「装置」と言ってもいいか)として捉えたもののようである。
秋の文献講読に使えるかと思って。第一章などは短く、言葉も読みやすいので使えそう。