『第二帝政の美術と政治学』

早起きしすぎて、まだ時間があるんで、こないだ美学会の会場即売で手に入れた本の目次だけサクッとあげておく。

Art and Politics of the Second Empire: The Universal Expositions of 1855 and 1867

Art and Politics of the Second Empire: The Universal Expositions of 1855 and 1867

パトリシア・メイナーディ『第二帝政の美術と政治学――1855年と1867年の万国博覧会

  1. フランスにおける万国博覧会の起源
    1. 伝統的な対抗意識
    2. 産業の聖堂の建造
    3. 水晶宮、1851年
  2. 1855年万国博覧会――折衷主義の神格化
    1. 第二帝国の美術政策――1850年
    2. 事前計画――ショーを船出させる
    3. 4人の英雄と独立独行の人
    4. フランスの軍備を選ぶ――審査員団
    5. 批判的理論――折衷主義の神格化
    6. フランス美術を見る――折衷主義の実践
    7. 外国の美術を見る――フランスの鏡に映ったもの
    8. 勝利者に冠を授ける
    9. 時代の終わり
  3. 1867年の万国博覧会――フランスにおける歴史画の死
    1. 第二帝国の美術政策――1860年
    2. 産業の復讐
    3. 芸術家の不満
    4. アングルの死
    5. 歴史画の死
    6. 風景――取られなかった道筋
    7. 風俗の勝利
    8. 終わり


細かく整理されているようなので、レファレンスとしても重宝しそう。1800円だったので、結構安く手に入れたみたい。


最近、展示論関係、写真史・写真論関係など、いろいろ英書は手に入れているので、もう少し余裕できたら、目次情報などアップしていきます。