2004-01-01から1年間の記事一覧

今日の一曲"New Ghost”

アルバート・アイラー『ニュー・グラス』所収、インパルス!、1968年 僕にとって、フリー・ジャズといえば、オーネット・コールマンでもセシル・テイラーでもなく、アルバート・アイラーである。そのブヒョブヒョ音は、中上健二に「破壊せよ、とアイラーは言…

デュシャン展

「マルセル・デュシャンと20世紀の美術」展@国立国際美術館。最終日に駆け込みで行ったら異常なほどの入り。どうしたんだ。例の「遺作」などは、長蛇の列だった。面白い展覧会だったので、もう少しゆっくり見たかった。

いずみ

あまりミュージアム・グッズというのは買わないんだけど、おもわず高かったけれど買ってしまったピンズ。他に「R. Mutt 1917」シール(→http://www.ne.jp/asahi/calo/books/31.htm#01)も買った。裏面の注意書きに「便器への使用をお薦めします」だって。ギ…

今日の一曲"The Dry Cleaner From Des Moines”

ジョニ・ミッチェル『ミンガス』所収、アサイラム、1979年 ミンガスつながりで、ジョニ・ミッチェル(+ジャコ・パストリアス)のミンガスへ捧げたアルバムから。昨日の曲でミンガスがエリントンに挑戦したように、この曲ではジャコがミンガスに挑戦。サック…

映像学会

はるばる行った先は、大阪芸術大学。映像学会の関西支部の発表会。今回は、名取洋之助についての発表と、大正期芸術写真についての発表であった。前者は、このブログを見ているらしく、猫のライカまで知っていた(コメント宜しく)。後者は、現在日記休止中…

ローソク

はるばる遠出したのに、出先では何も撮ってこなかったので、帰り着いた京都駅で。

今日の一曲"Take the 'A' Trane”

チャールズ・ミンガス『ミンガス・リヴィジテッド』所収、エマーシー、1960年 昨日を承けてミンガス。いろいろ好きな曲はあるけれど、取り敢えず尺の短いものを選んだ*1。「A列車で行こう」。エリントンに果敢に挑戦するミンガスである。25人編成のビッグ・…

講義

ヘブディッジの議論をベースに、イギリスのストリート・ファッションとブリコラージュについて。ド・セルトーの戦略/戦術の話も。 これで年内の授業は終わり・・・と思ったら同志社の講義だけが、ぽつんと1コマだけ来週に残っている。

テープ糊

なかなか使いやすい。修正テープなど、このメカニズムを考えた人は偉いと思う。

今日の一曲"What's Goin' On - Mervy Mercy Me (The Ecology)”

ラシャーン・ローランド・カーク『ブラックヌス』所収、コレクタブル、1971年 三本銜えて吹く男ローランド・カーク。ミンガスの『Mingus at Carnegie Hall』でも吹きまくっている(また一度ミンガスについては書かなければ)。ジャズ界では際物扱いギリギリ…

講義

ジガ・ヴェルトフ『マイケル・ナイマン カメラを持った男 [DVD]』(←マイケル・ナイマンが新しく音楽を付けているので、こんなややこしいタイトルに)を見る。1929年のソ連の実験映画。画像の処理が面白い。モダン・デザイン/アヴァンギャルドと国家との関…

餌が違う

チビ猫ライカ、必死に餌をむさぼる。しかしその餌は、肥満気味のアントン用のダイエット・フードだ。で、その代わりにアントンが高栄養の幼猫用の餌を喰らう。どうするデブデブになったら。

今日の一曲"Courtney Blows”

ソウルIIソウル『ヴォリュームII:1990--ア・ニュー・ディケード』所収、ヴァージン、1990年 ファンク+レゲエ+ゴー・ゴー+ヒップ・ホップ+ハウスでグラウンド・ビートとなる訳だが、セカンド・アルバム所収のこの曲では、それにジャズが加わる。タイトル…

美的質とは何か

2人の先生たちと、ゴーラン・ヘルメレンのThe Nature of Aesthetic Qualitiesを読むこととなった。

講義、講義、講読

1,日本美術史。岸田劉生と日本におけるモダニズム。2,写真論。バルトを終わらせ、写真をどのように「記述」するかという問題へ。5,文献講読@同志社。広告が、観者=消費者をどのようにして資本主義的に「従順な身体」へと作り上げるのかという問題が…

ネコ用品

使っているものやら、使ってないものやら。使っているもの:オモチャ。時たま使うもの:ブラシ付き手袋。使わないもの:ミャウリンガル(使えね〜)。ミャウリンガルの笑える使えなさについては『ネコとおしゃべり!?ミャウリンガル三昧』が詳しい。唐沢なを…

今日の一曲"Say No Go"

デ・ラ・ソウル『3フィート・ハイ・アンド・ライジング』所収、トミー・ボーイ、1989年 授業でブレーク・ビーツの例として採り上げた曲。ネタはホール&オーツの「アイ・キャント・ゴー・フォー・ザット」(これも名曲だ)。このアルバムは、何時聴いても楽…

ニール・イネス

帰り道に再発専門CD屋さんC's Choiceに寄る。店長さんとニール・イネス(ラトルズのリーダー、モンティ・パイソンの準メンバー。id:morohiro_s:20041204を参照)の話題で盛り上がる。モンティ・パイソンの『モンティ・パイソン ライヴ・アット・ザ・ハリウ…

講義

視覚文化論@大阪成蹊大。レディ・メイドやアプロプリエーションの話題を承けて、ミュージック・コンクレート、ダブとレゲエDJ、ヒップ・ホップとブレーク・ビーツとiPodを駆使して色々DJ授業。さらには著作権の問題も。今回は視覚文化(visual culture)…

壁の内臓

姉小路を通っていたら、寺町の天性寺の壁が改修のため剥がされ、内部がむき出しになっていた。ぶっといスサや小石など壁の内臓が見えて、趣深かったので。

今日の一曲"Keep on Running"

スペンサー・デイヴィス・グループ「セカンド・アルバム」所収、フォンタナ、1966年 まあ、これからも日録続けようと、若きスティーヴ・ウィンウッドがシャウトするこの曲を選ぶ。「キーポンラニン」。ちょうど僕の生まれ年に発表された曲だし。いろいろ懐か…

紐育の鷹

http://www.asahi.com/international/update/1213/007.html。このタカ、見たことがある。コロンビア大にも飛んできていた。 NYタイムズではNewly Homeless Above 5th Ave., Hawks Have Little to Build On - The New York Times。タカの名前はペール・メー…

200日!

えらいもんで、はてなに日録を付けだしてから200日になる。海外に行ってアップ出来なかったとき以外は、必ず付けている(まさに自転車操業で止まったら終わると思っているので)。われながら良く続いたもんだと思う。

今日の一曲"If I Should Fall from the Grace With God"

ザ・ポーグス『墜ちた天使』所収、アイランド、1987年 バンジョーやアコーディオンをバックにシェーン・マガウアンの酔いどれ/やさぐれ唄。アイルランド民謡とパンク・ロックが出会った、いわゆるセルティック・パンクの格好良さといったら! そういえば、…

倉知淳

最近、読んだミステリーのなかで、なかなか面白いなと思っている人。読んだのは、『壷中の天国 (角川文庫)』『占い師はお昼寝中 (創元クライム・クラブ)』『日曜の夜は出たくない (創元クライム・クラブ)』『幻獣遁走曲―猫丸先輩のアルバイト探偵ノート (創…

新人演芸大賞

NHKの新人演芸大賞を見た。大賞は、演芸が麒麟で落語が桂かい枝。両方とも安定感があって、順当なところだと思う。

視覚文化論文献

以前、京都造形芸術大学の通信教育部芸術学コースのニューズレターに書いた文献紹介が、大学のサイトにまとめてアップされていた。こちらの佐藤守弘名義のリンクを→Online Journal of Science of Art。ある程度までは、僕の個人サイトの中(VCブックガイド…

スライド・ルーペ

最近、発表も授業もスライドを使わなくなったので、机の端っこで佇んでいるルーペ。ホリウチ・カラー製。

今日の一曲”寝図美よこれが太平洋だ"

遠藤賢司『満足できるかな』所収、ポリドール、1971年 昨日、NHKのBSで、シンガーソングライターのリクエスト特集みたいなのをやっていて、以前ここで触れた「梅田からナンバまで」のライヴ映像が流れた。嬉しかった。もう一曲流れて嬉しかったのがエンケン…

ネクタイ

今晩は友人の結婚パーティがあるので、久しぶりにネクタイを締める。行ったら久しぶりにアメリカ時代の恩師に再会した。