2004-07-01から1ヶ月間の記事一覧

報告書

6月のフランスでのセミナーの報告書が届く。 フィリップ・ニス編『学際的研究「芸術・建築・風景」報告書:近代の極限におけるピクチャレスク』(パリ=ラ=ヴィレット建築学校(建築・環境・風景研究班)、2004年7月) もともとの奥付は、 Recherche inter…

明文化

そないに念を押さんでも・・・確かに方角は丑寅(艮)やったけど。 ちなみに京都には、鬼門のところを欠いて砂利地にしてたり、南天(「難を転ずる」から)を植えたりしている家がしばしばある。しかし日本でも中国でも、吉祥とか魔除けって、語呂合わせとい…

『スチームボーイ』

しばらく劇場に映画を見に行くということをしていないが、大友克洋の『スチームボーイ』(http://www.steamboy.net/)は、少し見に行きたい。ヴィクトリア朝時代を舞台にしたSFというのは、サイバーパンクのパロディとして出てきたジーターとかパワーズ(…

錯視図像

友人のブログ(http://masangin.exblog.jp/)で紹介されていたとてつもないサイト。「北岡明佳の錯視のページ」(http://www.ritsumei.ac.jp/~akitaoka/)。著者は、立命館大学の心理の助教授。すごい。「視覚」というものに関して、非常に勉強になる。特に…

いやげもの

一昨日の日録で書いたちゃっちい土産物のなかに入っているスライド。イパネマ海岸とアルポアドール海岸の航空写真。典型的な観光写真なうえに、ちゃっちさを増すのが、はりつけられたキャプション。上から「VISTA AREANA」「PRAIAS」「IPANEMA」「ARPOADOR」…

『笑う写真』

大学からの帰りに何の本を読もうかと書棚を見て、久しぶりに再読することにした。南伸坊『笑う写真』(ISBN:4480027866)。電車の中で笑いをこらえながら読んだ。と同時にやはり秀逸な写真論であると感服。そのなかから、女性モデルを素人、マルベル堂、写真…

ソウルIIソウルとサルソウル

研究室には、ボーズのコンピュータ用スピーカー*1を置いていて、それにiPodを繋いでいるんだけれど、これがなかなかいい音がする。今日はソウルIIソウルの1st(ASIN:B00005GOA0)とサルソウル・レーベルのベスト(ASIN:B000055YGG)がBGM。両方ともストリ…

レポート山脈

久しぶりに大学へ行く。予想通りレポートの山。というか大量すぎて山脈。こりゃ、家にも持って帰らないと無理だわ。山脈を眺めていると少し登山家の気分になってくる。とりあえず受講者の少ない小山から攻める。ここで足を慣らして高山に挑もう。目指せ槍ヶ…

スフィンクス

スフィンクスはやっぱりネコ科(正確に言うと人頭ライオン)だと実感するポーズ。

ブラジル土産2

このテレビの裏側にレンズ付きの覗き穴があって、覗くとベタベタの観光写真(コルコヴァードとかコパカバーナ・ビーチとか)が見える。下のボタンを押すと絵が変わるという、とってもちゃっちい土産物。

時差ボケ2

今日は午前二時半に起床。らものためにThe Doors, "Break on Through", The Jimi Hendrix Experience, "Hey Joe"/ JAGATARA, "もうがまんできない"、で一杯捧げる。これでいいですかね、らもさん。皆、何聞いてる?

中島らもと小宮

中島らもが死んだらしい。結構きてしまう。 で、俺のツレの小宮匡(1967-2002)が死んだ時を思い出す。小宮も何時なんどきでもロマンティックな死にかたをしそうな生活をしていたけれど、意外とあっけなく事故で死んでしもうた。らもが階段から落ちたよう。…

国際美学会議

世界各国の美学会の連合会議として、3年に一度行われる大会。前回、幕張で行われた東京コングレス(http://wwwsoc.nii.ac.jp/bigaku/2001/icahp/home.html)が欧米以外ではじめて行われたもので、それに続いて南米で。僕も前回から連続参加。ちなみに次回は…

ブラジル土産

ピメンタ(唐辛子)の酢漬けとシェーカー(楽器)。自分用の土産物。 今日は一日、ぼけーっとしていた。宮部みゆき『ぼんくら』を読む。手慣れたもんだ。巧いね。さて明日からは日常に復帰。学校に行ったら大量のレポートがあるはず。あ〜。

時差ボケ

で、コメントにも書いたとおり、午前3時半に起きる。色々、たまっていたメールへの返事を書いたり、Profile(http://web.kyoto-inet.or.jp/people/b-monkey/intro.html)に、フランスとブラジルでの発表をアップしたり、「ラジオ 沼」をまとめ聞きしたり、…

帰国

ようやく帰国。とにかく疲れた。つもる話は色々あるが・・・。 で、遊びに行ってきた訳では一応ないということで、参加の名札。

7/23

ついに最終日。皆さんもお疲れのよう。でも午後は連れだってコルコヴァード(山の上のキリスト像)に観光。「リオ観音」とか訳の分からない名前を付けている人もいる。まあ、大学教員の修学旅行というか、遠足というか・・・。今日は夜に打ち上げパーティが…

7/22

今日は、午前中にティエリー・ド・デューヴ、午後にはヴォルフガング・ヴェルシュと、今を時めく学者がそろい踏み。

7/21

はじめての晴れ。急に暑くなる。朝、ビーチに散歩しにいったら泳いでいるやつがいた。真冬のはずなのに・・・。

7/20

昨日、発表が終わったという気のゆるみもあるのか、眠くて眠くて仕方がない。時差ぼけはとれているのに。と思ったら、他の方々も御同様とか。疲れが出る頃なのだろう。中華料理を食べて珍しくおとなしく散会。しかし、その中華料理がとんでもないものだった…

ブラジル3、4,5,6日目

ここ2、3日、ホテルのネットワークがダウンして、全然つなげなかった。ようやく復旧したので、4日まとめてアップ。といってもたいしたことは書いていないが。

コパカバーナ慕情

「コパ」といっても風水のドクターではない、当たり前だが。 コパカバーナ・ビーチのホテルに泊まっているのである。でも来てからずっと雨続き。ブラジルの今は一応真冬で、雨のせいで例年にない極寒らしい(といっても昼間は18度、夜でも長袖シャツにジャ…

ブラジル2日目

第16回国際美学会議(International Congress of Aesthetics)@リオ・デ・ジャネイロ二日目、午後5:30〜6:00、発表を終える。「日常生活における倫理学、政治学、美学」というくくりのもと、Ways of Mourning: Photography and Memoryで喋る。いわ…

ブラジルにて

先ほどブラジルに着きました。地球の裏側です。ネットにつなげることがわかって一安心。 17日の午前11時に家を出て伊丹→羽田→成田→ダラス→マイアミ→リオ・デ・ジャネイロと殺人的な乗り継ぎのあげく、ホテルに着いたら36時間ほど経っていた。はあ。機…

伯剌西爾へ

では、行ってきますんで。

『観相学断片』

学校の貴重書コーナーにラヴァターの『観相学断片』がある。英語版で、第二版だけれど、1804年の出版。今日はじめて出して貰って見た。素晴らしい。で、ちらっと読んだだけでも相当に面白そう。時間が出来たら、じっくり腰を据えて読んでみたいなと思う…

オーラス

今日のゼミで前期終了。駆け込みで4人の話を聞く。

観相学

18世紀後半から19世紀前半にかけてヨーロッパで流行した観相学の図版

『美術フォーラム21』が届いた

『美術フォーラム21』(http://www1.odn.ne.jp/daigo-shobo/)も、はや10号に。特集は「挑戦する美術」。 僕の書いた以下の書物に関する書評も掲載されているので、ヨロシク。 マルコム・バーナード『アート、デザイン、ヴィジュアル・カルチャー:社会を…

講義

現代美術特講@大学院。総括&ヴィデオFilm before Film。後期の大学院の授業で、19世紀における視覚文化についてするつもりなので、前振りのつもり。で、午後を費やして、研究室にてブラジルでの国際美学会議での発表原稿を書く。なんとか出発(明後日)…