2005-02-01から1ヶ月間の記事一覧

モンク様

昨日、ガーランド、ケリー、シルヴァーは別格とか書いていたけれど、よく考えたらまだまだいる。ハード・バップだとボビー・ティモンズやハンプトン・ホーズ、モードではマッコイ・タイナー(特にコルトレーンQのときの呪術的なコード・バッキング)。そし…

肥満気味

やっぱりアントン、肥満気味。ツチノコかと思った。5.5kgって猫の体重やない。

読者論

永嶺重敏『雑誌と読者の近代』を読む。前田愛(同姓同名のアイドル系の俳優ではない)を継承しながら、より深化させた読者論。色々参考になる。

ファンキー・ピアノ

買った三枚というのは、ウェス・モンゴメリー『フル・ハウス+3』、レッド・ガーランド・トリオ『グルーヴィー』、ホレス・シルヴァー・クインテット&トリオ『ブローイン・ザ・ブルース・アウェイ』。三枚ともピアノが素晴らしい。ピアノという楽器は、基本…

ブルー・ノート

レコード屋にふらっと入り、照れくさくなるほどのジャズの大名盤を3枚買う。店のご主人が、ジャズ好きと見たのか、ブルー・ノートのコースターをおまけにくれた。嬉しい。 しかし『クール・ストラッティン』のジャケットって、名作と言われているし、確かに…

臥遊

山水画論における「臥遊」、すなわち山水画を集中して観賞し、果てにはその絵の中に入っていくような態度と、近代の雑誌における風景写真の受容の仕方の違いを考えている。というわけで、久しぶりに『歴代名画記 (岩波文庫 青 555-1)』を引っ張り出し、宗炳…

ジャングルに佇む

机の上の林立するCDやプリンタや本のジャングルに佇む猫二匹。

安井仲治&万博展

名古屋に日帰りで行って展覧会を二つ見てきた。一つは「http://www.art-museum.city.nagoya.jp/2004/YasuiNakaji.html」。30年代の新興写真の雄。ヴォリュームたっぷりで、いろいろな側面を見せる。マニアックで、非常に楽しめた。ただもう少し、同時代の…

ハッチー

名古屋の地下鉄の駅に行ったらこんなマスコット・キャラが。人の胴体に金のシャチホコ。「ハッチー」というらしい(→http://www.kanshin.com/?mode=keyword&id=465909)京都関係のキャラもイタいのが多いけど、これもすごい。口は一つだけれど、喰ったものは…

永遠の貌

素晴らしい本を手に入れた。エルンスト・ベンカアトという人が書いたデスマスクの研究書。1942年に道本精一郎という人によって『永遠の貌』(興風館)という題で訳出されている。90点にも及ぶデスマスクの解説と豊富な図版。こんなに沢山のデスマスク…

ニーチェ翁

ニーチェのデスマスク。髭が立派すぎて何がなんだか分からない・・・

ジミー・スミス死去

知らなかった。友人のブログ(http://masangin.exblog.jp/tb/1641738)で知った。以前にも書いた(id:morohiro_s:20041221#p2)が、ライヴでの芸人っぷりが忘れられない。そういえば、ドゥービー・ブラザーズのキース・ヌードセンも亡くなったとか。

6ヶ月

仔猫ライカも6ヶ月。だんだん大人の猫の顔になってきた。あ〜あ、こうして仔猫の時期ってあっという間に過ぎていくんだな。ちなみに家に来た日の顔はこれ→id:morohiro_s:20040914。ちょうど生後1ヶ月と1週間だった。

今日の一曲"Billy Preston”

マイルス・デイヴィス『ゲット・アップ・ウィズ・イット』所収、コロンビア、1975年 延々採点とかレポート読みとかをするときには、1コードで延々とグルーヴが持続するものがいい(逆にむちゃくちゃ速くて短いハードコア・パンクでも可だけれど)。フェラ・…

ウィザードリー?

今日でとりあえず採点終了(非常勤先のがまだ残っているが)。帰り道に、構内から駅へ抜ける階段を撮ってみたら、ウィザードリー(古い?)かなんかの3D画面のRPGみたいだった。

今日のアマゾン荷

武田信明『三四郎の乗った汽車 (江戸東京ライブラリー)』:『〈個室〉と〈まなざし〉―菊富士ホテルから見る「大正」空間 (講談社選書メチエ)』という好著を記した著者による本。活字、汽車、時間など「物」として、西洋がどのように可視化されたかについての…

猫、連絡済

今日もサイテン。疲れて構内をぶらぶらしていると、クロたちがひなたぼっこ。写真を撮ってたら学生に声を掛けられる。 でも今日は猫写真ではない。帰りに駅に行くと、10分くらい電車が来ないというので、気候も良いし隣駅まで歩いてみた。最近通った新道を…

ラフロイグ

日本酒が苦手で、ワインもそんなに呑むわけではなく、尿酸値が高めなので麦酒は止めている(好きだったんだけど・・・)。で、もっぱら焼酎なわけだが、それでもあまり拘ることはない。普段は、白波の紙パックだし。 ただ好きなウイスキーというのはあって、…

神軍平等兵

DVDで買い、ちょっとだけ見て放っておいた『ゆきゆきて、神軍 [DVD]』を全編見る。下手すりゃ20年ぶりか。忘れたい記憶をほじくり出す作業。カンニバリズム。ドキュメンタリーの枠自体を問い直すヤラセの数々。奥崎謙三自体がピクチャレスクだし。 記憶の…

マヴォ

アマゾンで頼んでいた本が届いた。 Genifer Wisenfield, Mavo: Japanese Artists and the Avant-Garde, 1905-1931 (Twentieth Century Japan: the Emergence of a World Power) 20世紀初頭のアヴァンギャルド運動についての研究書。前から読もうとおもいな…

うなずきトリオ

町山智浩氏のブログ(id:TomoMachi:20050206)によると、音楽雑誌『ブレンダー』(http://www.blender.com/index.aspx)が「ロック史上もっともいてもいなてもいいミュージシャン」というランキングを付けていて、その名も「ガーファンクル賞」。トップを取…

チョロQ

何でか家にあるヤサカ・タクシーとバスののチョロQ。

京都丹平

今日、タクシーに乗って運転手さんと話してたら、写真の話になった。彼はアマチュア写真家で、「京都丹平」というクラブに入っているらしい。「えっ」と思ってよく聞いてみると、丹平写真倶楽部の流れをくむ団体らしい。丹平写真倶楽部とは、1930年に大阪心…

山籠もり

金土日と大学に通って、この研究室におこもりして、試験とレポートの採点。頭がどうにかなりそう。ブルーハーツの「人にやさしく」の歌い出しが頭に回る。

い、息が・・・

下御霊神社の鳥居を修繕するらしく、養生シートが掛けられている。で、狛犬はシートに顔を埋める結果に。

文献2

以前の日録(id:morohiro_s:20050126)に挙げた再読文献リストに追加。 鈴木良、高木博志編『文化財と近代日本』 内田隆三『国土論』 武田信明『〈個室〉と〈まなざし〉―菊富士ホテルから見る「大正」空間 (講談社選書メチエ)』 成田龍一『「故郷」という物…

雪の田畑

久しぶりに学校に来たら、この間の雪が溶けずに遺っていた。ちょっと日高長太郎(大正期の芸術写真家)が好きそうな風景。

若手と大ヴェテラン

この鳥居を挟んで向かい通しに立っている美術館をはしごした。まずは京都市美術館で精華大の卒展。数百の作品を見てくらくらしてきた。とはいってもほとんど「散漫な」受容だけれど。で、その後お向かいの京都国立近代美術館で草間彌生展。これまで色んなと…

キッチュ

京都タワーが戦後の大キッチュであるとするなら、戦前の大キッチュといえば、平安神宮に尽きるだろう。神社自体は、1895年の平安奠都千百年紀念祭にあわせて「模造大極殿」として建設された物であり、このコンクリート製の鳥居は、確か昭和の大典の時に建て…

『diatxt.』14号発刊

今回の特集は「日本の女子カルチャー」。僕の連載「ピクチャリング・キョウト」も第6回目で今回のタイトルは「描かれた記憶:ある《夫妻像》をめぐって」。遺影ネタ。よろしくお願いします。こちら→http://www.kac.or.jp/diatxt/index.html