2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧

最高値

最高値だそうで。 http://www.asahi.com/international/update/0216/005.html 'Pond' Photo Sells for 2.9M, Sets Record (NY Times)=スティーグリッツが撮ったオキーフの写真も相当高値が付いたとか。 ところで、この池の写真、メトロポリタン美術館から出…

ステンシル

相当怒り心頭に発しているようで、「ごみを置くな!」の「!」からもそのことは、伺える。で、ステンシルを作ってしまったもんで、一個だけスプレーするのも何か勿体なかったのだろう。この右にも点々とこの科白は続いていく。

ブラック・ウィドワーズ

数日前のコメント欄でfukayaさんが言及していたアイザック・アジモフ作の連作短編推理小説『黒後家蜘蛛の会』。僕の意見としては、アームチェア・ディテクティヴものの最高峰だと思う(一編ごとに付いている前書きも楽しい)。作者および『黒後家蜘蛛の会』…

ブルーズ論

先日から書いているブルーズの受容と表象の問題に関わりそうな論文発見。 Paul Gilroy, "Between the Blues and the Blues Dance: Some Soundscapes of the Black Atlantic," Auditory Culture Reader (Sensory Formations Series), 381-395. カルチュラル・…

手形

大学のコンクリートの壁に押された手形。周りにはスプレーで「反弾圧」とか書いてあって、非常に「大学」らしいと思える場所。いつ頃押されたものだろうか。これを押した学生は、今どこにいるのだろうか。そういうことを考えると、やっぱり痕跡の強度という…

ブルーズの発見

「ブルース」を「ブルーズ」、「アシモフ」を「アジモフ」と書くのは、「コーヒー」を「コォフィ」と書くみたいなもんで、やらしいという話もあるが・・・。まぁ、ええか。 昨日の「ブルーズ」噺に少し補足を。上手くまとめられそうにないので断片的に。 こ…

檸檬博物館

寺町二条の高級青果店、八百卯は、『檸檬 (新潮文庫)』の主人公がこの店で檸檬を求め、(今はなき)丸善に持って行くというので有名である。昔から『檸檬』のことは、ウィンドウにパネル展示されていたが、今日久しぶりに見ると何となく増殖している。色んな…

新しい民俗学

民俗学の現状について勉強しなければと、取り敢えず一冊。新しい民俗学へ―野の学問のためのレッスン26作者: 小松和彦,関一敏出版社/メーカー: せりか書房発売日: 2002/11メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログ (5件) を見る

Gaz's Rockin' Blues

ギャズ・メイオール師匠の編集したエース音源のブルース/R&B集。GAZ'S ROCKIN' BLUESアーティスト: V.A.出版社/メーカー: ACE発売日: 2005/08/30メディア: CD クリック: 1回この商品を含むブログ (4件) を見るブルースって、ツェッペリンとかクラプトン(ギ…

ギャズのロッキン・ブルーズ

↓のライナーに載っていたフライヤー。多分、初期のものだろう。手書き風味がいとおしい。

鳥居

何か、今日はいろいろやらなきゃと思ってたことが全然できず、だらだらと過ごしてしまう。反省。 昨日撮った写真でお茶を濁す。平安神宮の鳥居。真横から見た鳥居は結構間抜けである。

コロキウム

京近美での「ドイツ写真の現在」展関連コロキウム、おかげさまで盛況でした。関係者各位、御来場の方々、まことに有り難う御座います。

次元大介

京近美の裏口になぜか立てかけられていた次元のフィギュア。

TV番組:要予約

刮目の番組 - 哲劇メモでこれからやる注目TV番組が挙げられている。その中から、録画備忘録として。 「カッティング・エッジ ―映画編集のすべて−」:NHK-BS2 2月15日 前0:50〜2:28(14日深夜) 「芸術のわな」:NHK-BS1 3月6〜9日 後9:10〜10:00 人物像の誕生 …

コロキウム:「ドイツ写真の現在」を考える

明日に迫ったので再告知を。 京都国立近代美術館で行われている「http://www.momak.go.jp/0601-German_j.html--かわりゆく『現実』と向かいあうために」展の関連企画で、若手研究者を軸に、現代における写真のあり様、語り方を検証する企画です。僕は司会進…

不可視の痕跡

三条木屋町角のビルが取り壊され、姿を現した物件。そのビルが建ったときに、取り壊された家の痕跡であろう。そう考えるとなかなか趣深い。時を経て、ようやく姿を現した訳だが、この場所にはすぐに新しいビルが建つようなので、またこの痕跡は、その身を不…

大正野郎

朝風呂に浸かりながら久々に読み返す。山田芳裕傑作集 (1) (小学館文庫)作者: 山田芳裕出版社/メーカー: 小学館発売日: 2000/01/01メディア: 文庫購入: 1人 クリック: 12回この商品を含むブログ (23件) を見る1987年から『モーニング』誌に不定期に連載され…

観光スライド

亡夫の遺した大量のポジ群に混ざっていた観光土産スライド。箱根である(「蜂蜜樽と牛車」とある)。これはアトキンス社というところのもの(e-bayにもこんなのが出ている:これはイタリアもの→http://cgi.ebay.ca/Atkins-Tavel-Slides-Set-191-Gems-of-Ital…

猫写真

写真研究者としてというよりは、猫好きとして行ってみたい写真展。遠くて多分行けないけど・・・ 岩合光昭写真展:ネコ・ねこ・猫@しもだて美術館 ネコが写っていると、すっかり写真というメディアが透明になってしまって、対象にストレートに目が行き、「…

路上の私

なんや、こんなとこに落ちとったんかいな。みんな探しとったでぇ。

決定的瞬間

亡父の残したプリントやネガの整理作業が行われている実家へ。父の本棚にあったアンリ・カルティエ=ブレッソンの『決定的瞬間』を久しぶりに開く。今から見ると、「あれっ」ってくらい印刷のクオリティは低いけど、やっぱ大したもんだ。

電気用品安全法

ブログ(気になるプラセンタ配合ドリンク)やmixi(おおさんの日記やドラム・マシーンのコミュ)などで話題になっている電気用品安全法(「反リサイクル法」とも言われているらしい)。もう施行されているらしいのだが、今年の6月で猶予期間が終わって、本格…

ベルリンと東京

ドイツ年がらみのオーラス企画で、MORI ART MUSEUM | 東京―ベルリン/ベルリン―東京展という展覧会がはじまったらしい。トラックバックを頂いたid:misatvska:20060203#p1経由で知る。 特に20世紀前半のドイツと日本との視覚文化の交流の部分に興味がある。…

R-5

下記のよしや楽器で中古で買ったローランドのR-5。別に銘機でもないし、バックアップはカセットテープというとんでもないもんだけど、パラアウトが出来るのがミソ。これとミキサーとエフェクタを繋げば、簡単にダブが出来る(ベースも打ち込めるし)。

展覧会巡り

岡崎あたりをぶらぶらと http://www.momak.go.jp/0601-German_j.html展@京近美=なんか東京展と並びが違った。東京ではベッヒャー→グルスキー→シュミットと並んでいたように思うが、今回はベッヒャーの次にいきなりティルマンス。あとグルスキーなどの巨大…

無用門

超芸術でいうところの無用門。 引いてみるとこんな感じ。 嘗ては、おそらく煉瓦作りの建物の外壁に出入り口として設けられていたものだろうが、それが転用され駐車場の塀になっている。

Kraftwerk補遺二題

昨日挙げたDVDに入っている《ヨーロッパ特急》の映像で、ロシア・アヴァン=ギャルドの映画作家、ジガ・ヴェルトフの『カメラを持った男』が引用されていることに気付く。僕が持っているヴァージョン(『マイケル・ナイマン カメラを持った男 [DVD]』)は、…

皿洗い

大学に採点しにいく前に、久しぶりに出町の王将で腹ごしらえ。相変わらず安い。若いころは、いやっちゅう程喰うていた。あの頃の京都の餓鬼--10代後半から20代の男子--の身体の半分は、王将でできていたと思う(後半分は天下一品)。 で、出町店は、この貼り…

クラフトヴェルク

ミニマム-マキシマム [DVD]アーティスト: クラフトワーク出版社/メーカー: EMIミュージック・ジャパン発売日: 2006/01/25メディア: DVD クリック: 14回この商品を含むブログ (33件) を見る何年か前のライヴ。かつての少壮の神経質そうな科学者たちという風貌…

図書館共同利用

http://www.consortium.or.jp/index.htmlに参加している大学の学生、教職員は、身分証の提示だけで、28の大学図書館を利用することが可能になるらしい。詳しくは→http://www.consortium.or.jp/consortium/library_etsuran/index.html これは便利になる。いち…